雨後につき足元悪し。入山心得・注意事項を良く読みご参拝ください。
更新:2024/12/04 10:52
参拝登山について詳しくは 参拝登山・入山料をご覧下さい。
三徳山三佛寺は天台宗修験道三徳山法流の寺である。鳥取県のほぼ中央、中国山脈の脊梁部北側に位置し、周囲は高い山々に囲まれ変化に富んだ渓谷美を見せる。断崖絶壁や大岩窟が入り乱れ四季折々の美しい景観を呈し、一帯は史跡名勝に指定されている。
三徳山
麓に
三佛寺の由緒は明確ではないが、寺伝によると、慶雲三年(706)
平成十三年(2001)、奈良文化財研究所が行った年輪年代測定によって、 投入堂は平安時代後期(1086~1184)に建てられ、 納経堂も投入堂と同時期に建立されたことが判明した。
嘉祥二年(849)、
※2002年発行『鳥取県文化観光事典』から抜粋
東伯郡三朝町東部、鳥取市鹿野町との境付近に位置する標高899.7mの霊山。北と南をそれぞれ西に向かって流れる三徳川と小鹿川に挟まれた山塊の中心にあり、山頂から東西に緩い傾斜の稜線が幅狭く延びる。稜線の山腹、とくに北面は開析が進み急峻な斜面に深い谷が形成されている。
山体は、鮮新世の三朝層群に含まれる三徳山安山岩類と呼ばれる溶岩と、その下層の中新世鳥取層群に属する安山岩質凝灰角礫岩で構成されている。北面の標高約500m地点にある国宝の投入堂は、凝灰角礫岩と溶岩との境界部にできた天然の窪みを利用して建立されており、凝灰角礫岩の急崖を足場として、お堂の上には柱状節理の発達した安山岩溶岩が覆いかぶさるように張り出している。北面の麓を流れる三徳川流域では、凝灰角礫岩に礫岩層や泥岩層・砂岩層が挟まれており、ここから広葉樹・針葉樹を含めた多様な植物化石が産出する。三徳型植物群と三朝成植物群が認められており、いずれも日本の後期中新世を代表する貴重な化石植物群となっている。
三徳山の麓の三佛寺から投入堂まで、途中鎖伝いの箇所もある急峻な登山道があり、これを登る参拝客や観光客も多い。三徳山は、昭和9年(1934)に国の名勝及び史跡に指定されており、併せて今もなお自然が手つかずの状態で保全されている。三朝東郷湖県立自然公園に含まれる。
※2002年発行『鳥取県文化観光事典』から抜粋
三徳山には、本堂裏(標高300m)から山頂(標高900m)まで、広大な原生的自然林が残っており、照葉樹林帯(ウラジロガシなど)から冷温帯落広葉樹林帯(ブナなど)が人工林で分断されることなく連続する県内でも貴重な区域を形成。
絶滅危惧植物も多く(ハコネシダなど)、なかには「ミトクナデシコ」などの三徳山の名を冠した植物もある。
三徳山には、裏行場(投入堂手前~神倉)、上段行場(投入堂上部の急峻な岩場の周辺)、中段行場(投入堂手前から絶壁・洞窟を経て仙人岩へ)、下段行場(宿入橋~投入堂)の4箇所の行場があったとも伝えられる。
今も伝説が語り継がれる神と仏が宿る山
そして断崖絶壁に立つ国宝
役行者が投げた蓮の花びらの1枚は神仏にゆかりのあるところに舞い落ちました。
三徳山がこの一つです。役行者が三徳山を訪れた時、その山のふもとでお堂をつくりました。役行者は法力でお堂を手のひらに乗るほどに小さくし、大きな掛け声と共に断崖絶壁にある岩窟に投入れたと言われています。このことから「投入堂」と呼ばれるようになりました。
写真家土門拳をして「日本第一の建築は?と問われたら、三佛寺投入堂をあげるに躊躇しないであろう。」といわしめた、軽快で洗練された姿は四季折々に変わる周囲の自然とあいまって、私たちに限りない魅力をあたえる。
しかし、投入堂だけでなく、小規模ながら険しい地形に建立された数々の建物群や特異な植物相など、三徳山には、私たちを引きつける様々な魅力が溢れている
7~8世紀に奈良を中心に活動していたと思われる修験道の開祖とされている人物です。
「
役行者とは、数々の不可思議な事績を残した偉大な修行者、修験道の開祖として崇められてきた存在です。
三徳山行者道を輪袈裟を掛け
投入堂手前まで参拝します
雨後につき足元悪し。入山心得・注意事項を良く読みご参拝ください。
更新:2024/12/04 10:52
受付時間は8時から15時(下山時間16時30分)
境内地のドローン等の飛行は禁止されています
三徳山は修行の場所であり、木の根や岩をよじ登る等、場所によっては多少険しい箇所がございます。事故防止の為、警察の指導を受けながら入山許可を下ろしています。指示に従って頂けない場合や危険と判断した場合は、入山をお断りする場合がありますのでご注意ください。
また、滑落事故等が多発の為、参拝登山をご希望の方には入山の際に、主に服装と靴のチェックを受けて頂きます。スニーカーなどでは入山許可が下りないことがありますので、金具の付いていない登山用シューズが一番確実です。靴が理由で入山許可が下りない場合、わらじ(有料)に履き替えて頂くことで入山許可が下りる場合があります。
三徳山行者道は三佛寺の境内であり、道中は修行・参拝の為の道です。文化財保護法ならびに上記の項目・指示に従っていただけない方は入山をお断りします。
区分 | 投入堂参拝登山料 + 入山志納金 | 入山志納金 |
大人 | 1,200円 | 400円 |
小人(小、中学生) | 600円 | 200円 |
団体大人(20人以上) | 1,150円 | 350円 |
団体小人(20人以上) | 550円 | 150円 |
投入堂参拝登山の方は、三徳山受付案内所にて入山志納金(例 大人400円)をお納め頂き、投入堂参拝登山受付にて投入堂参拝登山料(例 大人800円)をそれぞれお納めください。 |
尚、ご祈祷・月参りの方は、その旨を受付案内所へお申し出下さい。 |
※ 令和2年6月1日より改定されました。 |
※ この志納金は、諸堂の維持管理・修理等に使用させていただきます。 |
※ 入山志納金には、宝物殿入館料も含まれております。ぜひお立ち寄りください。 |
各種御祈祷を執り行うことができます。詳しくはお問い合わせ下さい。
上記修行体験を組み合わせて各種団体の研修などを行う事が出来ます。集団生活を通して、個々の意識改革などを目的として、社員研修などにもご利用頂いております。
又、宿坊をご利用頂くことにより、境内で完結する形での研修も可能です。お気軽にお問い合わせください。
『御祈祷の問い合わせ』 受付時間:8時~17時
三徳山本坊三佛寺:(0858)43-2666
参拝登山が可能かどうかは参拝登山・入山料の部分をご覧下さい。
『観光・旅館の問い合わせ』 受付時間:8時~17時
三朝温泉観光協会:(0858)43-0431
『宿坊・精進料理(寺院)』 受付時間:8時~17時
※宿坊・精進料理は要予約
三徳山輪光院:(0858)43-2667
三徳山正善院:(0858)43-2668
三徳山皆成院:(0858)43-2882
『三徳山内茶店(山菜料理など)』 受付時間:8時~17時
みとく苑 (0858)43-2662
谷川天狗堂 (0858)43-2663
みとく茶屋 (0858)43-0743
© Copyrights 三徳山三佛寺. All Rights Reserved